こんにちは!!
修理担当の横井です。
2009年の国連総会で4月22日を
「国際母なる地球デー」とすることが採択されました。
地球環境について考える日として提案されました。
先週に続き、環境に良いエコなエネファームの2回目です。
先週は基本的なシステムについて説明しました。
今週はどうやってガスから水素に変化しているのか?
について説明いたします。
天然ガスより水素のみを取り出す仕組み
燃焼処理装置というユニットで天然ガスより水素を取りだしていますが、
大きく分けて3つの工程に分かれています
SETP1 天然ガスは無臭ですが、ガス漏れをわかりやすくするために
においをわざとつけています。主成分は硫黄です。
硫黄成分が電気を生成する際に性能の低下をさせるために
とても邪魔になります。
そこで脱硫材を使用し、硫黄成分を吸着除去します。
STEP2 置いう成分のとれた純粋な天然ガスを次に
メタン+水 → 水素+CO に変えます。
メタンガスと水蒸気を700~1000℃の高温下で化学反応させます。
ここでようやく水素ができます。
しかし、今度またCOという邪魔者が発生します。
COは次の酸素と水素が化学反応の発電を妨げるために
CO+水 → CO2+水素
の化学反応式に促進します。
STEP3 それでもまだCOが残っているので、
CO選択酸化触媒を用いて10PPM以下にまで減らします。
これで発電をする準備が整いました!!
わかりにくいかと思いますが、絵で表現するとこんな感じです。
次回は最終回、 水素と酸素を電気に変えるシステムです。
お楽しみに~~~。