こんにちは!!
修理担当の横井です。
1612年5月13日の今日。
巌流島で宮本武蔵と佐々木小次郎の決闘があった日です。
諸説あり、今日では無いともいわれていますが、
今年の研修旅行で近くに行きました。
一度プライベートの旅行で訪れてみたい所の一つです。
さて、祝日の関係から間がありましたが、
エネファームの仕組みの最終回です。
1.基本的なシステム
2.どうやってガスから水素に変化しているのか?
に続く最終回
3.変化した水素と酸素をどうやって電気にしているかになります。
燃料電池本体は「セルスタック」と呼ばれています。
燃料電池本体をのぞくと、板のようなものがたくさん積み重なっています。
この単体を「セル」といいます。
一つのセルが作れる電気は約0.7ボルトですが、電気を大きくする為に
セルを積み上げます。
スイーツのミルフィーユのように積み上げます。
乾電池でたとえると、直列でつなぐようなものです。
1KWの電気を作るのに約50枚のセルを積み重ねる必要があります。
単体のセルが積み重なってできる事から
本体を「セルスタック」と呼ばれています。
材質はパープルオロスルホン酸系と呼ばれる特殊なポリマーで
フライパンのコーティングに使われるフッ素樹脂の一種です。
さらにセルを拡大すると…
燃料極、触媒、電解質、触媒、空気極の5層に分かれます。
は燃料極の中で水素イオンと電子に分かれます。
電子と水素イオンを大きさで比べると、比較にならないほど電子のほうが
小さいのですが、電解質はその電子を「通せんぼ」する一方で、
はるかに大きな水素イオンを内部に取り込みます。
酸素が供給される空気極の触媒は、
酸素と水素イオンに電子が加わって、次々と水が生まれます。
電解質に溶け込んだ水素イオンを空気極側から
「引き抜く」ことで燃焼極側では水素イオンが次々と
電解質内部へ取り込まれます。
このとき生まれた電解質に「通せんぼ」された電子の通り道を
作ってやることで、燃料電池に起電力が発生します。
これでようやく電気が作られました!!!!!
と文章だけではむずかしいので、図にするとこんな感じになります。
とかなり複雑ではありますが、とても環境によいのが
燃料電池エネファームです。
工事の際は国からも補助金が出ます。
興味のあるお客様はぜひとも当社まで御連絡くださいませ。