最近のエアコンとは

こんにちは、森脇です。

今回もまたまた代打での登場です。

 

この前お客様からインバーターエアコンがなぜ省エネなんですか?

って質問を受けました。

そこで今回は『インバーターエアコン』についてご説明させていただきます。

 

インバーターエアコンとは、エアコンの心臓部である「圧縮器(コンプレッサー)」という部分の制御に「インバーター」と呼ばれる仕組みを採用しているエアコンのことを指します。

 エアコンの場合、このインバーターで圧縮機の回転数を操ります。暑いときにはハイパワーで運転して部屋を素早く冷やし、その後は低パワーで運転して室温を涼しいままに保つといったように、温度調節を可能にするエアコンが「インバーターエアコン」です。現在販売されているエアコンのうち、ほとんどがインバーターエアコンです。

 圧縮機とは、エアコンの心臓部ともいえるヒートポンプを動かすためのパーツです、この圧縮機は内部のモーターによって動き、モーターの回転数が多いほど冷暖房能力が強くなります。つまり、エアコンの能力はこの圧縮器に大きく影響されるということになります。

 実はインバータエアコンが登場する以前は、この圧縮器のモーターは、単純にON/OFFの制御しかできませんでした。ONではモーターがフルパワーで回転し、一方OFFではモーターが完全に止まります。つまり、インバーターがないエアコンでは、圧縮器は常にフルパワー運転、あるいは停止状態という極端な運転しかできず、室温が設定温度に達した後も、室温の一定に保つということもできませんでした。
 
 そこで、圧縮器の働きを自在に制御するために取り入れられたのがインバーターです。インバーターとは直流電力を交流に変換する装置で、簡単に言えば、周波数を変えてモーターの回転数を変化させる仕組みのことになります。つまり、電源がONの状態でも、運転が細かくコントロールできるようになったというわけです。

 圧縮器で利用されているモーターの回転数は、電源周波数(関東では50Hz、関西では60Hz)に比例します。電源の周波数を高めると回転数が速く、周波数を低くすると回転数が遅くなります。インバーターエアコンではこの性質を利用して、電力の周波数を変えて、モーターの回転数をコントロールし、圧縮器の能力を自在に操作します。

 これにより、エアコンのスイッチを入れた直後は、圧縮器に周波数の高い電力を供給して強力な冷房・暖房能力を発揮させ、短時間で設定温度に達することができます。また、室内が設定温度に達した後は、圧縮器に周波数の低い電力を供給して低パワーの冷房・暖房運転を行ない、室温を設定温度付近で保てるようになりました。

 インバーターエアコンの登場によって、より強い能力と温度設定が可能になり、冷房機能のみのクーラーから暖房機能付きのエアコンへと進化を遂げ、年中使える空調機器として成長したのです。

 

こんな感じでご理解頂けましたでしょうか?(^'^)

大阪ガスグループもエアコンの販売に力を入れておりますので

お取り換えの際はぜひぜひ当社まで!!!